はごろもランジェリー店主治代(haruyo)の日記

ハンドメイドのリラックスランジェリーと着物と自然と生活

見えないけど感じること

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目に見えている

現実だけを捉えて生きることも出来るけれど

 

普段の生活の中で

理屈では表現出来ない

これはメッセージだなぁと

感じるようなことがあります。

 

それを

封印して生きていた時期がありました。

 

社会にどっぷり浸かって

現実だけをみてなんとかしがみついて

生きていかないと

いけないと思っていたからです。

 

むしろ

感じることは邪魔なものだと思っていたほどに

人一倍一所懸命やらないとついていけない

自分のことを社会不適合者だと

自覚していました。

 

子どもの頃から感覚過敏で

服の着心地や食べ物の食感

においや、空気、人々の雰囲気

みんなが気にもとめない様なこと

ありとあらゆるものに「不快」を

感じることがあり

大人たちを困らせていました。

 

心地よいと思うものは限られてはいましたが

私が選ぶものは

なぜかおばあちゃんたちが賛成してくれることが

多かった様に思います。

 

今でも思うのは

令和の時代なのに私だけ

昭和初期や明治時代の様な

暮らしを好む傾向にあります。

 

私は昭和後期生まれなので

知るはずもないのですが

「なぜかしっくりくる」

これって、目に見えないものの

不思議のひとつなのかもしれません。

 

話は戻りますが

封印したはずの直感力は

とにかく様々なところで「考え」を

通り越して飛び出てきました。

 

特に、仕事では支障が出ます。

 

例えばある時

お店のチラシを配る仕事が任命され

学生アルバイトさんと

車で出かけることになりました。

 

私は、どうしても行く気にならなくて

お願いとして条件を出しました。

というか、、まずは店長さんに交渉しました。

 

店長の指示で行くことになったのは

Aエリアでしたが

私はBエリアを提案させていただきました。

 

ところが

Bエリアは既に前日配り終えており

Aエリアが良いとのことでした。

 

わかりました。と了承して

次に同行の学生アルバイトさんに

今日は運転をして貰いたい旨を伝えました。

 

年が近く、そこそこ気の知れた

仕事仲間だったので

「えー、運転して欲しい」と言われ

渋々引き受けて出発

 

10分後に事故に遭いました。

私たちが乗る軽自動車の右後方に

軽自動車が突っ込んできたのです。

 

私たちも相手も特にケガなどなく

警察を呼んで

店長もすぐに駆けつけてくれました。

 

この出来事があった後から店長は私の言葉に

よく耳を傾けてくれる様になりました。

 

この話はこれで終わらなかったのです。

 

相手の方は任意保険に入っておらず

ご自身の車の修理代が嵩む上

こちらの修理代が高いので

不服だとして再度現場検証が行われました。

 

こちら側は任意保険にも加入しており

修理見積りも正当な価格でしたが

相手方のご主人が待ったをかけられたそうです。

 

ですが、ご主人は

事故の時同乗されておらず

ただただ、状況と金額が

「合わない」のではないかと

おっしゃられており

このお話は平行線になるところでした。

 

私は、自分が断れば起きなかったのに

あの時なんでもっと強く言えなかったのか

そして、こんな風に拗れてしまったことが

とてもしんどかったです。

 

時間がかかるだろうなぁと思いました。

 

業務中の事故でしたので現場検証以外は

何人もの方々にサポートしていただいて

「気になるかもしれないけど

任せて、仕事に集中してね」と

言っていただき、待っていました。

 

正直気が気じゃなかったです。

拗れてるんですもの。

 

ところが

このお話は、相手方のご主人も

もちろんこちら側も納得のいく

解決策に導かれたのです。

 

それは

「それぞれ、自分の車を直す」

ということでした。

 

そんな方法があるだなんて

とても驚きました。

 

こうして

交渉が決裂する様な場面で

奇跡的に解決をしました。

 

ケガもなく、解決出来たことを

心から感謝しました。

 

この時に

あぁ、私はそもそも

直感を封印していてはいけない

ありのままに生きようと

心に誓いました。

 

ただ、人に伝える時は

臨機応変に対応するというか

納得のいく説明って

なかなかに表現力が必要だなと思いました。

 

「なんとなく嫌な感じ」を

どう伝えるか、です。

 

でもほんとにあの事故以来

店長は私の言葉に

耳を傾けてくれる様になりました。

 

後になって大学で人間心理学を学んだと

聞きました。

 

すごく現実派な人に見えましたし

時に理詰めされることがありましたが

理由の言えない私の「なんとなく」を

本人は納得していないのにもかかわらず

たまに採用してくれることが

ものすごく人情があって嬉しかったのを

よく覚えています。

 

私はもうその職場を離れて10年になりますが

今でもよく思い出す、印象的な方です。

 

色んな人に助けてもらって

今があります。

 

そして

私は直感力を封印することをやめて

生きていくことを選んで良かったと思います。

 

社会で通用しないと思っていましたが

「伝え方」によっては

理解していなくても採用してくれる人が

稀だとしても居てくれることを知った

このきっかけに感謝します。